なぜ伊平屋村・伊是名村が島尻郡なのか・・・

ぱぱしえ

2009年09月04日 11:17

若造さんのコメントには長すぎるので・・・

それとここもしばらく放置しているので

ついでに更新もと思い・・・

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それでは、本編はここから

伊平屋島は、第一尚氏縁の地であり
伊是名島は、第二尚氏縁の地であります。

以前(70年前)は伊平屋島と伊是名島
(具志川島・野甫島などを含む)の両島
あわせて「伊平屋村」でした。

そして沖縄で数少ない米の産地でもあります。

そのためはるか昔から首里(王府)が直轄で

この地を管理していたそうです。

そのため島尻郡になっています。

その後(100年ほど前の)廃藩置県のときに

島尻郡から国頭郡に変わるか?と県から話が

あったそうですが、島の歴史や成り立ちを

重んじたのかも知れませんが、断ったそうです。

それでいまでも島尻郡です。


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今はほとんどの行事は国頭郡で行っていますが、

今ある弊害の一つとして、学校の教科書が島尻郡

の教科書なので、教科書がぬれたりして買い替え

ようとしても、国頭郡の教科書と違うため、名護

の書店では扱いがなく、取り寄せに1週間以上

かかるとことです。めったに教科書は買い替えなんて

しませんが・・・

あと、10年以上前ですが・・・宅配便の地図の島尻郡の中

に伊平屋村が入っていなくて、実家(札幌)からヤマト便

で送るときに、現地の係りが、島尻郡にこんな村はない

と言い張り荷をもって帰ってきたというのがありました。

あとで調べていただき荷は無事に伊平屋に届きましたが・・・

そんなこんなで伊平屋と伊是名は、南北大東と同じ
「島尻郡」です。