なぜ伊平屋村・伊是名村が島尻郡なのか・・・
若造さんのコメントには長すぎるので・・・
それとここもしばらく放置しているので
ついでに更新もと思い・・・
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それでは、本編はここから
伊平屋島は、第一尚氏縁の地であり
伊是名島は、第二尚氏縁の地であります。
以前(70年前)は伊平屋島と伊是名島
(具志川島・野甫島などを含む)の両島
あわせて「伊平屋村」でした。
そして沖縄で数少ない米の産地でもあります。
そのためはるか昔から首里(王府)が直轄で
この地を管理していたそうです。
そのため島尻郡になっています。
その後(100年ほど前の)廃藩置県のときに
島尻郡から国頭郡に変わるか?と県から話が
あったそうですが、島の歴史や成り立ちを
重んじたのかも知れませんが、断ったそうです。
それでいまでも島尻郡です。
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今はほとんどの行事は国頭郡で行っていますが、
今ある弊害の一つとして、学校の教科書が島尻郡
の教科書なので、教科書がぬれたりして買い替え
ようとしても、国頭郡の教科書と違うため、名護
の書店では扱いがなく、取り寄せに1週間以上
かかるとことです。めったに教科書は買い替えなんて
しませんが・・・
あと、10年以上前ですが・・・宅配便の地図の島尻郡の中
に伊平屋村が入っていなくて、実家(札幌)からヤマト便
で送るときに、現地の係りが、島尻郡にこんな村はない
と言い張り荷をもって帰ってきたというのがありました。
あとで調べていただき荷は無事に伊平屋に届きましたが・・・
そんなこんなで伊平屋と伊是名は、南北大東と同じ
「島尻郡」です。